昨年1月6日に発生した米議会襲撃事件の際、極右団体オース・キーパーズが銃器や機器をバージニア州のホテルに隠し、現場へ運ぶ準備を整えていたことが分かった。検察が明らかにした。扇動罪などで先週逮捕されたアリゾナ州在住のエドワード・バレホ被告(63)は、他のメンバーと共に、「緊急対応部隊」をバージニア州アーリントンにあるホテルに設置する調整役を担ったという。この部隊は兵器や弾薬に加え、「30日分の必需品」を備え、事件当日に指示を待っていた。だが部隊の支援を受けずに議会議事堂への侵入に成功したことから、最終的にはこれらの物資を届ける必要が生じなかったと検察は述べた。検察は、裁判開始前にバレホ被告を勾留するよう判事に求めている。
米議会襲撃事件、極右団体が兵器供給のため待機していた=検察
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