米ワークウエアブランドのカーハート(本社ミシガン州)は約1週間前、新型コロナウイルスワクチンの義務付け継続を言明した。その後に顧客やソーシャルメディア上の反発が強まっているにもかかわらず、同社は決断を固守している。ソーシャルメディア上ではカーハートの製品を買うのをやめるという人もおり、従業員にワクチン接種と職を失うことのどちらかを選ぶよう強制するべきではないと述べている。一方、ワクチン義務付けの継続を歓迎し、従業員の安全を守ろうとする同社に感謝する顧客もいる。カーハートの広報担当者は、職場の安全を確保するため、独自のワクチン接種義務化の維持を決めたと説明。バイデン政権の民間大企業に対するワクチン接種義務化を差し止めた米連邦最高裁の13日の判断は、カーハート独自の義務付けに影響するものではないとしている。
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