北京冬季五輪の開幕まであと2週間。新型コロナウイルスの感染を防ぐため、国際スポーツ競技大会では最も厳しい「バブル方式」が敷かれる中、米選手団の中には先の読めない不安な状況に置かれているアスリートもいる。  変異株「オミクロン株」による感染は世界でなお急増しており、中国当局は約3000人の選手や数千人のコーチ、スタッフ、報道関係者らを徹底して検査し、外部との接触を完全に遮断したバブルへと送り込む構えだ。  開幕があと2週間後に迫る中でも、北京到着時に何が起こるかは正確に把握できておらず、最近コロナに感染した参加者については特に読めない状況にある。