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 1993年にトヨタ「プリウス」が発売されて以降、「日本国内の乗用車新車販売における電動車のシェアは右肩上がりで推移している」と言われています。プラグインハイブリッドや電気自動車(以下EV)、さらに燃料電池車といった動力源のすべてを電気で賄(まかな)い、搭載したバッテリーを車外から充電。その電気でモーターを駆動させて走行する電動車は、もはや特別視されるクルマではありません。

 しかも2020年12月に経済産業省は、「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」を策定。「2030年代半ばまでに乗用車新車販売で電動化100%」の実現に向けて、この10年間は電動車の導入をさらに強化推進していくと見られています。こうした動きは海外のほうがより活発で、多くの輸入車ブランドが自動車の電動化に向けて急速に舵を切っており、2021年あたりから魅力的な電動車が数多く日本への上陸を果たしています。

 中でもBMWが導入したピュアEV「iX」は、同社がEV専用としてゼロから開発したモデルとして注目を集めており、「次の愛車はぼちぼちEVに…」と考えるユーザーの心を捉える要素を多分に持ち合わせています。

 それでは、今回BMW「iX」の魅力を写真と共に紹介いたします。