ポルシェ初の100%バッテリーEV「タイカン」の魅力とは?

サステナビリティを掲げるニューモデル

 ポルシェは9月4日、初の100%バッテリーEV(BEV=Battery Electric Vehicle)、「タイカン」のワールドプレミアを、世界3か所で同時刻に行った。ドイツではベルリン近郊のノイハルデンベルクの太陽光発電所、北米では米国ニューヨーク州とカナダ・オンタリオ州の国境にあるナイアガラの滝近くの水力発電所、中国では福建省福州市から約150km離れた平潭にある風力発電所と、ポルシェにとって主要なマーケットであり、かつ再生可能エネルギーで電力を賄う象徴的な場所を選んでのプレゼンテーションだった。

ポルシェ初の100%バッテリーEV「タイカン」の魅力とは?
ポルシェ初となるバッテリーEV、タイカン。取締役会長のオリバー・ブルーメはワールドプレミアのベルリン会場で「新しい時代の幕開け」と表現した。

ポルシェだからこその変化

 中国でのワールドプレミアに登壇した、ポルシェAG研究開発担当役員のミヒャエル・シュタイナー氏は冒頭でこのように述べた。

「ポルシェは常に変わり続けることによってのみ、ポルシェたり得た。今日は世界に対して、変化とはどういうものなのかを具体的にお見せしたいと思います。ポルシェはエモーショナルな内燃機関を作り続ける一方で、プラグインハイブリッドですでに成功を収めています。そしてこのピュアEVを3つめの柱として構築していく。ポルシェは今後電動化に60万ユーロを投資し、2025年までにポルシェの販売台数の半分を電動化することを予見しています」