【ワシントン】米マイクロソフトが計画するビデオゲーム大手アクティビジョン・ブリザードの買収について、米連邦取引委員会(FTC)が審査する方針であることが事情に詳しい関係者の話で明らかになった。  マイクロソフトによるゲーム事業拡大が競争の著しい阻害につながるかどうかを精査する見通しだという。  FTCのリナ・カーン委員長はIT(情報技術)大手の買収に批判的な姿勢を示してきた。マイクロソフトによる750億ドル(約8兆6000億円)規模の大型買収の命運は同氏率いるFTCが握ることになりそうだ。