米国人は再び、飲食店での食事やスポーツ観戦、飛行機での国内移動をするようになっている。だが、ほとんどの人がまだ勤務先のオフィスビルに戻ることは避けている。昨年12月に新型コロナウイルスの変異株「オミクロン」の感染急増を受けてビジネス街を離れた多くのオフィス勤務者は、感染者数や入院患者数が急速に減っているにもかかわらず、在宅勤務を続けている。オミクロン株の感染拡大が収まってきていることを受け、多くの州が屋内や職場、学校でのマスク着用義務を解除する計画を発表しているが、在宅勤務は依然として人気の高い選択肢となっている。2020年3月にオフィスを閉鎖した多数の企業は、まだ再開計画を発表していない。オフィスビルの入館カード読み取り数を記録しているキャッスル・システムズが継続的に測定している主要10都市では、2月第1週のオフィス出勤率は平均で33%だった。
米で外出復活、でもオフィス復帰は少数派
主要10都市のオフィス出勤率は平均で33%
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