米決済ネットワーク大手のビザとマスターカードは多くの大規模加盟店を対象に、決済手数料を引き上げる準備を進めている。 複数の関係者とウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が確認した資料によると、両社は新型コロナウイルス禍を背景に手数料引き上げを2年にわたり見送ってきたが、来月実施する予定になった。 消費者がクレジットカードを使用するたび、加盟店は決済ネットワークが決めた手数料率に応じて決済額の一部をカード発行会社に支払っている。この「インターチェンジ・フィー」が今回の値上げの大部分を占める。
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米決済ネットワーク大手のビザとマスターカードは多くの大規模加盟店を対象に、決済手数料を引き上げる準備を進めている。 複数の関係者とウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が確認した資料によると、両社は新型コロナウイルス禍を背景に手数料引き上げを2年にわたり見送ってきたが、来月実施する予定になった。 消費者がクレジットカードを使用するたび、加盟店は決済ネットワークが決めた手数料率に応じて決済額の一部をカード発行会社に支払っている。この「インターチェンジ・フィー」が今回の値上げの大部分を占める。