世界の原油市場が連日乱高下している。ニューヨークからロンドン、シンガポールに至るまで各市場のトレーダーらは、中東上空を飛び交うドローン(無人機)やミサイルの映像を注視してきた。米原油市場では10日、ソーシャルメディアへの投稿が一つの引き金となり、一時的に売り込まれる場面があった。原油相場の急落は10日午後の早い時間帯に加速した。米エネルギー省のクリス・ライト長官がXへの投稿で、「世界市場への石油供給を維持するため、米海軍はホルムズ海峡を通過する石油タンカーの護衛に成功した」と書き込んだことが引き金となった。エネルギーショックの長期化懸念が一時的に後退し、原油、ディーゼル、ガソリンの先物価格は下落。株価は大幅上昇した。