ひろゆきが呆れる「ショートスリーパーに憧れる人の特徴」とは?ひろゆき氏(撮影:榊智朗)

現在、日本中で大ブレイク中のひろゆき氏。
彼の代表作『1%の努力』では、「考え方の根っこ」を深く掘り下げ、思考の原点をマジメに語っている。この記事では、ひろゆき氏にさらに気になる質問をぶつけてみた。(構成:種岡 健)

ショートスリーパーは「コスパ」がいい?

 みなさんは普段どれだけ睡眠をとっていますか?

 理想の睡眠時間は8時間と言われていますが、平均は6~7時間くらいではないでしょうか。

 その中でも、「ショートスリーパー」と呼ばれる人がいます。彼らは、2時間とか3時間の睡眠時間で日々を送ることができるようです。

「たった3時間の睡眠でいいなんて超コスパいいじゃん!」と思うかもしれませんが、いろいろな危険性を含んでいると思うので、それについて語っていきましょう。

「ショートスリーパーになりたい人」

 まず、基本的に「ショートスリーパーかどうか」は生まれ持った性質だと言われています。

 物心がついたときから短い睡眠だけで十分ということに気づくらしいんですよね。

 そして、「ショートスリーパー」に憧れる人が出てきます。

「8時間の睡眠で1日16時間を自由に使えるより、3時間の睡眠で1日21時間を使えたほうがトクだ!」と思うのでしょう。

 また、世の中にはいろいろな仮説があって、「練習すればショートスリーパーになれる」という方法を提唱している人もいます。

 まあ、その方法がうまくいくかどうかも、その人の特性によるらしいので、絶対になれる方法ではないらしいですが……。

「自分に必要な睡眠」を確認しよう

 そんな中で、もっとも「頭が悪い」と思うのが、「ショートスリーパーのフリをしている人」でしょう。

 本当は7~8時間の睡眠が必要な体質なのに、「俺ってショートスリーパーなんだよね」と言って1日3~5時間の睡眠しかとらないような人です。

 彼らは、確実に記憶力や計算力などの能力が落ちているでしょう。

 その判断基準として、「8ケタの数字を覚えていられるか」「二桁同士の掛け算を頭の中でできるか」を試してみるとよいでしょう。

 睡眠不足の人は、それらの能力がガクッと落ちると言われています。

 ヘタにショートスリーパーに憧れずに、ちゃんと自分の体質に合った睡眠をとって、能力を発揮できたほうがいいと思うんですが、みなさんはどう思いますかね?

ひろゆき
本名:西村博之
1976年、神奈川県生まれ。東京都に移り、中央大学へと進学。在学中に、アメリカ・アーカンソー州に留学。1999年、インターネットの匿名掲示板「2ちゃんねる」を開設し、管理人になる。2005年、株式会社ニワンゴの取締役管理人に就任し、「ニコニコ動画」を開始。2009年に「2ちゃんねる」の譲渡を発表。2015年、英語圏最大の匿名掲示板「4chan」の管理人に。2019年、「ペンギン村」をリリース。著書に、44万部を突破したベストセラー『1%の努力』(ダイヤモンド社)がある。