金正恩,ICBM,火星17写真:朝鮮労働新聞HPより

文在寅政権による
対北朝鮮政策が破綻

 3月24日の北朝鮮によるICBM(大陸間弾道ミサイル)発射は、2017年11月29日の「火星15」発射以来1576日ぶりのことであり、18年4月の米朝首脳会談の直前に宣言したモラトリアム(核実験とICBM発射の猶予)の約束を破ったものである。

 これは文在寅政権が5年間推進した「朝鮮半島平和プロセス」の終焉を意味する。

 金正恩総書記が18年に約束した核実験・ICBM発射モラトリアムは、文在寅大統領の平和業績の核心であった。今回のミサイル発射は、任期末まで朝鮮半島の平和プロセスを進展させようと努力した文在寅大統領の「レッドライン(越えてはいけない一線)」を越えたということである。