米ツイッターは5日、米電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が同社取締役に就任することを発表した。その前日にはマスク氏が、ツイッター株の9.2%を取得したことを明らかにしていた。これまでマスク氏はツイッター上で8000万人超のフォロワーから注目を集め、同社のサービスについてさまざまな批判を繰り広げてきた。自身の事業に関する情報発信にもツイッターを頻繁に利用してきた。マスク氏は今回の出資が公表された数日前、新たなソーシャルメディアプラットフォームの創設を「真剣に検討している」と語っていたが、具体的には明らかにしていなかった。同氏は以前のツイートで、「民主主義が機能するためには言論の自由が不可欠だ」と述べ、投票機能を使って「ツイッターはこの原則に厳密に従っていると思うか」と質問。200万人以上の回答者のうち70%が「ノー」と答えた。