大麻が使用者の近くにいる人々やペットにも及ぼすリスクについて、研究者の注目が高まっている。北米の一部地域で大麻合法化の動きが見られる中、消費量は増加している。米国立衛生研究所の一部である国立薬物乱用研究所(NIDA)が実施した調査によると、大学生年代の成人の大麻使用は、2015年から2020年の間に6ポイント増加した。医学誌「JAMAネットワーク・オープン」に掲載されたある研究では、ヒスパニック系および非ヒスパニック系白人などを含む一部のグループにおいて、娯楽用大麻が合法化されている州に居住していることが、(調査時点から)過去1年間および過去1カ月間の大麻使用量の増加と関連していることがわかった。
米で大麻使用増加、ペットや子どもに受動喫煙リスク
有料会員限定
あなたにおすすめ