トップ3を大手商社が独占
三菱商事、伊藤忠商事は年収1600万円超
今回は、上場企業の有価証券報告書に記載された平均年収のデータを使って、従業員の平均年齢が40代前半の企業を対象に「年収が高い会社ランキング」を作成した。
本社所在地はダイヤモンド社企業情報部調べ。単体の従業員数が100人未満の会社は除外している。対象期間は、2020年4月期~21年3月期。
早速、ランキングを確認していこう。
上位5位までのランキング表を見ると分かる通り、トップ3を大手商社が独占している。1位は三菱商事で、平均年収は1678.4万円だった。
2位には、伊藤忠商事がランクイン。21年3月期決算の当期純利益では4409億円と、三菱商事(同1726億円)にダブルスコア以上の差を付けた伊藤忠商事だが、平均年収は1627.8万円と50万円ほどの差で2位となった。
平均年収が1600万円を超えたのは上位2社のみだった。1500万円台はなく、3位の三井物産は平均年収1482.5万円だった。
ちなみに五大商社の残る2社、住友商事は6位(1356.4万円)、丸紅は13位(1192.2万円)といずれも上位にランクインしている。