「このまま」今の仕事を続けても大丈夫なのか? あるいは「副業」をしたほうがいいのか? それとも「起業」か、「転職」をすべきなのか? このように感じたとしたら、それは皆さんの考えが正しい。なぜなら、今感じているお金に対する不安は、現実のものとして近づいているからです。無収入となる65歳から70歳、もしくは75歳までの空白期間を、自己責任で穴埋めしなければならなくなる未来が、相次ぐ法改正でほぼ確定しました。
そんな人生最大の危機がいずれ訪れますが、解決策が1つだけあります。それはいますぐ、「稼ぎ口」を2つにすること。稼ぎ口を2つにすれば、年収が増えて、節税もでき、お金が貯まるからです。新刊『40代からは「稼ぎ口」を2つにしなさい 年収アップと自由が手に入る働き方』では、余すことなく珠玉のメソッドを公開しています。受講者は6000人に及び、その9割が成功。さぁ、新しい働き方を手に入れましょう!

【かんたん副業】「単発売り」から始める物販ビジネス入門Photo: Adobe Stock

物販ビジネスの入門編を試す

 まず最初に、物販ビジネスの入門編を試してみましょう。物販ビジネスとは文字通り、物を販売するビジネスです。

 物販ビジネスは人類最古のビジネスですので、商売と言えば太古の昔から物販でした。そして昔と違って今は、ネットのおかげで、リアル店舗がなくても簡単に物販ビジネスを始められます。

 物販ビジネスで失敗するパターンは、初歩段階では1つしかありません。

 それは、「不良在庫」をかかえることです。「不良在庫」とは、売れずに残ってしまった商品のこと。商品を仕入れる際にお金がかかっているので、売れ残るとお金を失うことになる。

 そこで、物販ビジネスの入門編では、「不良在庫」が絶対に発生しないビジネスで試します。

 試す段階では、リスクを伴う仕入れは、一切行いません。

 仕入れをせずに何を売るのか。すでに手許にあるモノを販売します。具体的には、わが家や実家などに埋もれている不良在庫です。

 家庭における不良在庫とは、使わないもののことであって、不良品ではありません。使うと思って買ったけれど使っていないもの、いただきものなど、家の中には必ず不良在庫があります。ガラクタに見えたとしても、人様にとっては「お宝」の場合もある。私もチャレンジしてみましたが、ガイドマップが1枚7000円で売れたことがありました。

 金額的にも数百~数千円レベルのものですし、相場よりも多少安く買い叩かれても、不良在庫なのであまり気になりません。

 家の中にある不良在庫を処分するだけなので、ただの「単発売り」です。商品を仕入れないので、在庫も発生しません。それどころか家の中が片付いて、デッドスペースが減っていくので一石二鳥です。

*本記事は、『40代からは「稼ぎ口」を2つにしなさい 年収アップと自由が手に入る働き方』から一部抜粋し、再編集したものです。