米メタ・プラットフォームズ傘下の写真共有アプリ「インスタグラム」が、親や議員の懸念に対応しようとしている。それは利用者、特に子どもの年齢確認だ。だが、この新機能はインスタグラムの利用者全員に身分証明を求めるわけではなく、17歳以下として登録済みの利用者が成人だと主張する場合だけに使用される。メタは23日、インスタグラムの利用者が18歳以上と見られるように生年月日を編集しようとすると追加の認証を求める新機能を明らかにした。身元証明のアップロード、インスタグラム上の成人の友人による年齢保証、顔の映っている動画を提出して推定年齢を得る、の3つのオプションを実験している。インスタグラムは、こうした追加の手続きの導入は未成年者の体験を「年齢相応」のものにするためだとしている。13歳未満の子どもは利用規約でインスタグラムの利用を禁じられているが、13~17歳だと主張すれば制限付きで利用できる。だがインスタグラムはアカウント作成時に年齢を確認しておらず、この新ツールでも、その点が変わるわけではない。
インスタグラム、子どもの年齢確認する新機能導入へ
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