スマートフォンメーカーが次世代のスマート電気自動車(EV)開発に相次いで乗り出しているが、この流れとは逆に中国の大手自動車メーカーがスマホ市場に進出している。中国自動車大手の浙江吉利控股集団(ジーリー・ホールディング・グループ)の子会社は4日、あまり知られていない中国のスマホメーカーである魅族科技(メイズ)の株式79%取得を完了したと明らかにした。取得金額は公表されていない。メイズはMP3形式の音楽プレーヤーのメーカーとして約20年前に設立された。ジーリーが同社株を取得する前は中国の電子商取引大手アリババグループが27%を保有していた。アリババはモバイル市場に進出しようと、2015年に5億9000万ドル(約800億円)でメイズ株を取得した。
中国自動車大手ジーリー、スマホ市場に進出
子会社がスマホメーカー魅族科技の株式79%取得
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