ShopifyPhoto:SOPA Images/gettyimages

 株式を投資対象とするアクティブ運用のヘッジファンドは相場急落のあおりで、世界的に苦境に立たされている。

 著名ハイテク投資家チャマス・パリハピティヤ氏の元右腕が立ち上げたテク株専門ファンド、マーチョ・パートナーズ(ロンドン)も厳しい逆風に見舞われている。ピーク時には運用資産が10億ドル(約1300億円)を超えていたが、1-6月期(上半期)の運用成績はマイナス84%近くに沈んだ。マーチョが投資家に送付した要旨で分かった。年初来のパフォーマンスとしては、ヘッジファンドの中でも最悪の部類に入る。