ブログで5億円稼ぐノウハウ、全公開! 3年間収益0円から大逆転した方法とは?
サラリーマンでも大丈夫! まず月10万円を最短最速で稼ぐ!
本連載の著者はブロガーのきぐち氏。コンビニのアルバイトをしながらブログを始め、最初の3年間は1円も稼げませんでしたが、7年目には年収1000万円を突破します。その後、収益激減を何度も経験しながらも、ブログだけでトータル5億円以上稼いできました。きぐち氏のブログ運営ノウハウをすべて盛り込んだ初著書、『ブログで5億円稼いだ方法』の刊行を記念して、本書の内容を一部公開します。

「メリットよりもベネフィット」ネットで稼ぐ超基本Photo: Adobe Stock

メリットとベネフィットの違い、わかりますか?

 マーケティング業界では「ベネフィット」=「ユーザーが商品から得られる利益や未来」を指します。

 メリットとの違いですが、メリットは「商品の強み」を指しますが、ベネフィットは「商品を買ったことで受けられる恩恵」を指します。

 例えば「ドラム式洗濯乾燥機」のメリットは「乾燥機能が強い」「シワになりにくい」などですが、ベネフィットは「家事が楽になる」「家族との時間が増える」などになります。

あなたの記事を読んだら、どんな未来が手に入るのか?

 ベネフィットを考えるときは、

● この商品を手に入れたら、どんな未来が手に入るのか?
● この問題が解決したら、どんな未来が手に入るのか?

 これらをリストアップして考えていきます。例えば「ダイエット」に関する記事を書くのであれば、次のような未来が想像できます。

● 夏に海に行けるようになる
● スタイルがよくなって自信が持てる
● 洋服がもっと似合うようになる
● 友達に「スタイルがいいね」と褒められる

 このように「あなたの記事を読むことで、どんな未来が手に入るのか?」が伝われば、読者は自然と読み進めたくなるものです。

「自分が提供できるベネフィット」を一度リストアップしてみると、「相手に響く訴求方法」がイメージしやすくなります。ベネフィットが伝われば、押し売りをしなくても自然とユーザーに行動を起こしてもらうことができるでしょう。

「ペルソナ」に縛られすぎてはいけない

 ペルソナを設定することでブログは書きやすくなり、ターゲットに響く文章を書けるようになります。しかし、ペルソナは基本的に「企業が決まった商品やサービスを販売するときに設定するもの」です。

 ブログの場合はキーワードによってターゲットが変わってくることがあるため、書く記事の内容によってはターゲットを柔軟に変更していくことも大切です。

Googleアナリティクスを使ってターゲット顧客を知る方法

 もしすでにブログを運営しているのであれば、アクセス解析ツールであるGoogleアナリティクスを利用して、「ユーザー」→「ユーザー属性」から実際にどんな人がサイトに来ているのかをチェックしてみましょう。例えば僕のブログであれば、25~34歳のユーザーが多く、男女比はどちらも同じくらいなので、「転職」や「副業」への興味が強い世代(男女)がターゲット顧客となります。

 男女比が同じであるため、僕は記事によって男性サラリーマン向けに書いたり、主婦向けに書いたりとペルソナを使い分けています。キーワードごとに「どんな人がメインターゲットなのか?」をイメージして書いていくことも大切です。

(本原稿は、きぐち著『ブログで5億円稼いだ方法』を編集・抜粋したものです)

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