米コーヒーチェーン大手スターバックスは、英消費財大手レキットベンキーザー・グループのラクスマン・ナラシンハン前最高経営責任者(CEO)を新CEOに指名した。スターバックスでは、ハワード・シュルツ元CEOが4月にCEOに復帰し、一時的にかじ取りに当たっていた。55歳のナラシンハン氏は1日、30日付でレキットベンキーザーを退社すると発表した。同氏は3年前から同社のCEOを務めている。同氏はレキットベンキーザーに入社する前は、米飲料・食品大手ペプシコで要職を歴任した。スタバとペプシコはRTD(缶入りなどそのまま飲める)コーヒー飲料を通して長年にわたり提携している。