米決済ネットワーク大手のビザとマスターカード、クレジットカード大手アメリカン・エキスプレス(アメックス)は、加盟店業種コード(MCC)に銃器小売店のコードを新たに設ける。銃乱射事件の防止につながる方策の拡充を金融業界に迫っていた銃規制支援派にとっての勝利だ。この新たなMCCは、決済業界の基準を定める国際的な機関が最近承認した。MCCは4桁の数字で、販売するモノやサービスの種類によってネットワークが加盟店の種類を識別するためなどに利用している。カードネットワークは、ファストフードレストラン、バー、自転車店などさまざまな種類の専門店に特定のコードを割り当てている。銃器販売店はこれまで、専門小売店または耐久財販売店に分類されることが多かったが、この分野には極めて広範な企業が含まれる。