米ツイッターの株主は実業家イーロン・マスク氏が契約破棄しようとしている440億ドルでの買収を受け入れる構えだ。事情を知る複数の関係者が明らかにした。これを受け、買収の行方はデラウェア州の判事の手に委ねられることとなる。これらの関係者によると、株主投票の速報結果では賛成票が反対票を大幅に上回った。だが、米太平洋時間13日午前に開かれる会合で株主は賛否を変更することができるため、結果が変わる可能性もある。関係筋によると、ツイッター株の約10%を保有する最大株主のマスク氏は12日午後の時点で投票していない。同社が買収合意に違反したと主張していることを考えると、同氏が投票する可能性は低いという。一部の関係者によれば、合わせて約20%の株式を保有するその他の大株主は買収を支持するとみられる。