米娯楽・メディア大手ウォルト・ディズニー前最高経営責任者(CEO)のロバート・アイガー氏が、ベンチャーキャピタル(VC)の米スライブ・キャピタル・マネジメントに入社する。同社では、スタートアップ創業者の指導や新たな投資機会の発掘などについて助言を行うという。スライブ・キャピタルは、ゴールドマン・サックスの元バンカーで、不動産開発業で成功を収めたチャールズ・クシュナー氏の息子であるジョシュア・クシュナー氏が2009年に設立。これまで写真共有アプリのインスタグラムやスウェーデンの音楽配信サービス大手スポティファイ・テクノロジーなど、今では大きな成長を遂げた多くの新興企業を支援してきた。ニューヨークを拠点とするスライブ・キャピタルは2月に2本のファンドを通じて30億ドル(約4300億円)を調達し、トップベンチャー企業の仲間入りを果たした。