カルラ・ジェネラールさん(37)は以前、シャワーを浴びる際は15分間ほどゆっくりと温度を上げながら入っていた。冷たいシャワーを1分半しか浴びないボーイフレンドは、なぜそんな無駄なことをするのか理解できず、ジェネラールさんのために5分の砂時計を購入した。「少しリラックスするために浴びることもあった」。ジェネラールさんはそう話す。空想にふけることもよくあり、時間を忘れてしまうのだそうだ。シャワーをそんな風に使っているのは「世界で私だけではないはず」と言う。オランダ政府は現在、ノールトウェイク在住でオンライン小売企業の幹部を務めるジェネラールさんのような人たちに、お湯を節約して自国のエネルギー備蓄に役立てるよう働きかけている。