中国の規制当局は、インターネットサービス大手テンセントホールディングスの新たなモバイルゲーム「ヘルス・ディフェンス」の発売を認可した。同社がゲームの認可を受けたのは昨年6月以来で、当局が同国のハイテク大手ゲームが開発したゲームの認可を長らく停止していたことへの一部の投資家の懸念を和らげる動きとなった。「ヘルス・ディフェンス」は、テンセントの馬化騰最高経営責任者(CEO)など同社幹部が所有する企業が運営する保健教育事業向けモバイルゲームで、同国の国家新聞出版署が13日公表した、今月認可を受けた73のビデオゲームのリストに含まれていた。テンセントに次ぐビデオゲーム開発大手の網易(ネットイーズ)も、昨年7月以来初となる新ゲームの認可を受けた。