英国の作家でボディーランゲージの専門家でもあるジュディー・ジェームズ氏(71)は、これまでの職業人生でこの1週間が最も多忙だったと話す。9月6日にリズ・トラス氏が新英首相に選出され、すでにメディアの依頼が殺到していたところに、その2日後、女王エリザベス2世の訃報が飛び込んできた。彼女の受信メールがゼロになることは当分なさそうだ。「夕方4時頃になっても、まだガウンを羽織り、書き物をしていることに気づくような日々だ」彼女を忙殺させているのは、ロンドン郊外のウィンザー城の前で、女王の弔問に訪れた人々を出迎えるウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃、ヘンリー王子とメーガン妃を撮影した何枚かの写真や動画だ。とりわけ丹念に調べられたある画像には、到着したばかりの一行が写っている。ウィリアム皇太子夫妻は別々に立ち、かなり距離がある印象だが、ヘンリー王子夫妻は手をつないでいる。「ちょっと待って。今、ボディーランゲージの専門家になるところだから」と誰かがツイートし、63万3000件の「いいね!」がついた。
英皇太子と王子の仲、ボディーランゲージで解読
専門家に依頼殺到、両夫妻の再会シーンに根強い関心
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