スーパーマーケットなどに導入されているセルフレジはイライラの原因になり得る。商品の情報を確認したり、誤って2回スキャンしてしまったりする度に、買い物客はいら立つことになる。テネシー州チャタヌーガ在住のティム・コノンさん(31)は、セルフレジで慌てた挙句、袋を二重にすることを忘れ、駐車場のアスファルトの上に感謝祭用の食材の半分を落としてしまった。「世の中には、客が従業員の代わりをすればいいという人がたくさんいる」とコノンさん。「それは必ずしも正しいとは言えない。私がその一例だ」買い物客からは一部不満の声も上がっているものの、レジの自動化は過熱気味に進んでいる。人手不足の問題や、必要以上に人と接することに対する客側の不安感から、新型コロナウイルスの感染拡大時にこの技術を導入する食料品店が増加した。
セルフレジ、コロナ前の2倍 客の不満も増大
1980年代から技術あまり向上せず
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