米音楽事業大手ワーナー・ミュージック・グループ(WMG)は21日、米グーグル傘下の動画投稿サイト、ユーチューブの最高ビジネス責任者を退くロバート・キンセル氏を次期最高経営責任者(CEO)に指名したと発表した。ソーシャルメディアやゲーム、メタバースへの進出を目指す中、ハイテク業界のベテランにかじ取りを委ねる。WMGのCEOを11年務めるスティーブ・クーパー氏は、2023年に退任する意向を示している。同年1月の間はキンセル氏とクーパー氏が共同CEOを務め、2月1日以降はキンセル氏が単独でCEOとなり、取締役もクーパー氏から引き継ぐ。発表に先立ち、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)はキンセル氏起用の方針を報じていた。
米ワーナー・ミュージック、CEOにユーチューブのキンセル氏起用
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