求職中は、口に出して言いやすい名前が役に立つかもしれない。最近発表されたワーキングペーパーでは、発音しにくい名前の人は、発音しやすい名前の人よりも、学術界で職に就ける確率が平均約10%低いことが示されている。発音がややこしい名前を解読するために必要なほんの少しの労が、人々の決断に非常に大きな影響を与える可能性があるからだという。ハミルトン大学(ニューヨーク州クリントン)のスティーブン・ウー教授(経済学)は「難しい名前の場合、求人市場で対象から外されかねず、不利になる可能性がある」と指摘する。同教授はヴァッサー大学(ニューヨーク州ポキプシー)のチー・ジー助教授(経済学)とこの研究論文を共同執筆した。
発音しにくい名前の人、求人市場で支払う代償
難しい名前だと面接に進めない可能性が高まる=研究
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