【モスクワ】9月21日にロシアのウラジーミル・プーチン大統領がウクライナでの戦力強化で部分動員令を発表して以降、隣国カザフスタンに出国したロシア人は10万人に迫っている。 招集を逃れようと、ここ数日でアルメニア、ジョージア(グルジア)、モンゴル、北欧諸国などに大量のロシア人が出国した。先週招集された30万人超の予備役を補完するため、ロシア政府が追加人員を動員し得るとの不透明感が広がっている。 部分動員令が発表されてからの出国者数は不明だ。ドミトリー・ペスコフ大統領報道官は記者団に対し、出国者数は把握していないと伝えた上で、コメント要請を国境警備機関に差し向けた。
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