英イングランド北西部マンチェスターに住むウィル・ベイリーさん(26)は、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイに戻るのが待ちきれないほどだった。フィットネスコーチ兼インフルエンサーの彼は、ドバイで新事業を始める準備をしていた。ソーシャルメディアに投稿された一連の動画には、スーツケースに荷物を詰める様子や、日焼けがいかに腹筋を引き立てるかを説明する姿が映っていた。ドバイでの第一夜は、予想したものとは大違いだった。「なんてこった、ビーチクラブなのに。もう絶対ヤバい」と電話口で叫んだ。ダンス音楽が鳴り響くバーで、彼はパーティーの最中だった。一方、ドバイの防空システムはイランの攻撃を撃退しようとしていた。ベイリーさんは近くの建物から立ち上る煙にカメラを向けた。「あれはドバイのフェアモント・ホテルだ。なんてこった」
太陽と低税率を求め中東ドバイへ 着いた先は戦場だった
英国人約24万人が暮らすドバイ、だが母国では移住者に同情する声は少ない
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