イランは28日、40発以上の弾道ミサイルや武装ドローンを使いイラク北部を攻撃した。米国やイラクの政府当局者らが明らかにした。ドローンのうち米軍基地があるアルビルへ向かっていた1機は、米軍機によって撃墜されたという。今回の攻撃はイラン革命防衛隊(IRGC)によるものとしてはここ数日間で最も規模が大きく、死者数も多かった。IRGCはクルド人分離独立派がイラン全土に生じている混乱を助長しているとして、先週からイラク北部のクルド地域を繰り返し爆撃している。クルディスタン地域政府(KRG)の対テロ当局は、28日の攻撃で少なくとも13人が死亡したと発表。その中には少なくとも1人の妊婦も含まれていたという。また複数の子どもを含む58人が負傷したともKRGは声明で明らかにした。
イラン、イラク北部を攻撃 少なくとも13人死亡
有料会員限定
あなたにおすすめ