米電気自動車(EV)大手テスラの納入台数は7-9月期(第3四半期)に回復し過去最高に達した。だが市場予想には届かず、年間の増加目標を達成するには10-12月期に納車を一層増やす必要がある。同社の2日の発表によると、7-9月期の納入台数は34万3830台で、4-6月期の約25万5000台から増加した。4-6月期は中国の工場を一時閉鎖したため減少していた。7-9月期の納入台数は前年同期の24万1000台から約42%増加した。ファクトセットがまとめたアナリスト予想は37万1000台だった。テスラは、納入台数が予想に届かなかったのは作業工程を変えていることが反映されたもので、「7-9月期末に輸送中の乗用車が増えることになった」とした。