今、転職市場においてどんなスキルが求められているのか。職種ごとに、需要が高いスキルの傾向を見ていこう。転職サイト「ビズリーチ」のデータを基に、職種別の「スキル偏差値」ランキングをお届けする。今回は「サービス業営業」を取り上げる。(ダイヤモンド編集部 笠原里穂)
職種ごとに需要が高いスキルを分析!
「スキル偏差値ランキング」
「リスキリング」という言葉が注目を集めている。
デジタル化が加速し、ビジネスを取り巻く環境や働き方が大きく変わった。そうした中、仕事をする上で求められるスキルにも変化が生じている。これに応じて新たにスキルを習得したり、アップデートしたりすることが必要になっているのだ。
7月、経済産業省と金融庁は、「人的資本経営コンソーシアム」の設立を発表した。その背景には、企業同士が連携し、社員のリスキリングを推進する狙いがある。企業にとっても、リスキリングは重要課題だ。
では実際のところ今、転職市場ではどんなスキルが求められているのだろうか。
ダイヤモンド編集部では、転職サイト「ビズリーチ」のデータを基に、職種ごとの「スキル偏差値ランキング」を作成した。今回は、「サービス業営業」※についてのランキングをお届けする。
※営業職種かつ業種を「サービス」に限定
次ページ以降では、ランキングとともに、サービス業営業でスキル偏差値が高かった(=転職市場で需要が大きい)スキルの特徴を解説する。