「自分は働かないおじさん」と自覚する人は何%?労働者767人に聞いてみた写真はイメージです(metamorworks/PIXTA)
*本記事は弁護士ドットコムニュースからの転載です。

 フルタイム正社員として勤続年数を重ね、給与が高くなっているにもかかわらず、それにみあった働きをしない「働かないおじさん」の存在が近年、問題視されています。

「働かないおじさん」は、日本の大企業や公務員の50、60代に多く、男性に偏っていることも特徴とされています。

 弁護士ドットコムが一般会員1053名を対象にアンケート調査を行ったところ、「職場に『働かないおじさん(おばさん)』がいる」と回答したのが約6割となり、そして2割強が「自分もなる可能性がある」と考えていることがわかりました。

「働かないおじさん」たちの諦めの姿勢

 調査は今年10月、弁護士ドットコム一般会員を対象にウェブアンケートにて実施しました。

 回答者のうち、無職、個人事業主・自営業、学生をのぞいた雇用労働者767人を対象に、職場に「働かないおじさん(おばさん)」がいるかどうかを尋ねたところ、58.7%が「いる」と回答。「自分がそうだ」という回答も4.2%あり、合計では6割を超えています。

 職場に「いる」と回答した人には、自由回答で「働かないおじさん(おばさん)」の実態について尋ねました。