先月破綻した暗号資産(仮想通貨)交換業大手FTXのサム・バンクマンフリード前最高経営責任者(CEO)は先月のメディアでのインタビューで、自身が創業したヘッジファンドのアラメダ・リサーチの経営からは手を引いていたとし、FTXの顧客資金がアラメダに流用されていた経緯は分からないと述べていた。  だが、米政府当局は今週裁判所に提出した書類の中で、実際はバンクフリードマン氏がアラメダを経営していたと主張している。