【シンガポール】中国政府は急激な景気悪化を背景に、経済発展を重視し成長を促すモードに政策を再びシフトしている。  10月に中央政治局委員に起用された何立峰氏は、自国経済を来年5%余り成長させるシナリオを描いている。複数の関係者が明らかにした。  関係者によると、経済政策を統括する国家発展改革委員会のトップに就いた何氏は、共産党大会閉幕直後に開かれた内部の会合で、新型コロナウイルス関連規制の緩和、不動産業界の浮揚、起業家の信頼感の醸成を推進する政策を提唱した。