ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は27日、ロシア産原油に対する価格上限を導入した国へのロシア産原油と原油製品の供給を禁止する法令に署名した。プーチン氏の特別な許可を得た場合に限り、これらの国への供給を許可する。この措置は2023年2月1日に発効し7月1日まで維持される予定。欧州連合(EU)と英国は今月初め、ロシアの海底油田産原油の輸入を禁止する一方、主要7カ国(G7)は西側企業が1バレル=60ドル(約8000円)超でのロシア産原油の保険引き受け、融資、輸送を禁止することにより輸入を制限している。