詐欺罪などで起訴された暗号資産(仮想通貨)交換業者FTXの創業者サム・バンクマンフリード被告は、来週始まる公判で容疑を否認する可能性が高い。事情に詳しい関係者が明らかにした。米ニューヨーク州南部地区連邦検事局は今月、米国史上で最大級の金融詐欺を仕切っていたとして、詐欺罪などでバンクマンフリード氏を起訴した。関係者によると、1月3日に行われる公判では罪状を否認する意向とみられる。バンクマンフリード被告の弁護士と代理人は今のところコメント要請に応じていない。同被告は30日、12日以来となるツイッターへの投稿で、FTXの関連会社アラメダ・リサーチと関係のある複数の暗号資産ウォレットから自身が資金を引き出していたとのうわさを否定した。
FTX創業者、容疑否認が濃厚
バンクマンフリード被告、来週から公判
有料会員限定
あなたにおすすめ