【(ドニプロ)ウクライナ】ウクライナは、ロシア軍が今月、新たに大規模な攻勢に出るための準備を完了しつつあるとの警告を発している。また、同国国防省を揺るがしている汚職スキャンダルを受けて、政府は軍指導部の入れ替えを示唆している。  ウクライナ東部ルガンスク州のセルヒー・ハイダイ知事によると、ロシア軍は、攻撃能力の強化と前線の拠点への兵力投入を続ける一方、今後の進撃に備えて弾薬を残しておくため、一部の地域では火力による攻撃の頻度を落としているという。  ハイダイ氏は6日のテレビインタビューで「ますます多くの予備兵がわれわれに向かって投入されていることが分かる。