米小売り最大手ウォルマートは米国の技術拠点3カ所を閉鎖し、継続雇用を希望する数百人の従業員に転勤を命じる計画だ。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が確認したメモで明らかになった。ウォルマートはまた、技術職の全従業員に対し、少なくとも週2回の出社を義務付ける予定だ。スレシュ・クマール最高技術責任者(CTO)が先週、従業員宛てに送ったメモによると、テキサス州オースティン、カリフォルニア州カールズバッド、オレゴン州ポートランドにある技術系従業員が働くオフィスを閉鎖する。ウォルマートはこれらの拠点の従業員をカリフォルニア州サンブルーノなどの他の主要オフィスかアーカンソー州ベントンビルの本社に異動させ、その費用を負担する方針だ。広報担当者は、同社は大半の従業員を転勤させたいと考えており、一部についてはフルタイムでのリモートワークを認める予定だと述べた。退職者には退職金を支払うという。
米ウォルマート、技術拠点3カ所を閉鎖へ
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