米配車サービス大手ウーバー・テクノロジーズとリフトは、立ち上げたばかりの広告部門がここ数カ月で大きな成長を遂げたと述べている。両社が展開する広告事業はそれぞれが保有する顧客データを強みとしており、広告主にとっては、消費者にアプローチする選択肢が広がっている。ウーバーは昨年、ユーザーの目的地や乗車履歴に関する集約データを使って、乗車中やその前後に企業がターゲティング(追跡型)広告を表示できるようにすると発表した。同社は2019年に料理・食料品宅配サービスのアプリ「ウーバーイーツ」で広告販売を開始。その後も新たな広告サービスを展開しており、先日開催された米プロフットボールNFLの王者決定戦「スーパーボウル」では、会計後の広告表示サービスを導入した。
ウーバーとリフト、誕生間もない広告事業が急成長
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