オープンAIのチャットボット(自動応答システム)「ChatGPT(チャットGPT)」が昨年11月に一般公開されると、オンライン教育サービス会社コーセラのジェフ・マッジョンカルダ最高経営責任者(CEO)はすぐに飛びついた。それで時間を節約できるかどうかを確かめたかったためだ。  チャットGPTを使ってビジネスレターやメモの下書きを始め、アシスタントにも同じように受信メールの返信の下書きを作成するよう要請した。アシスタントはマッジョンカルダ氏がどう返信するかを考え、それに基づいてチャットGPTにプロンプト(指示)を与え、生成された下書きを同氏が編集した上で送信する。