モスクワで今週行われている中国の習近平国家主席とロシアのウラジーミル・プーチン大統領の会談は、中国がロシアの親友であり最大の支援者であることを改めて示すものだ。ジョー・バイデン米大統領と一部の共和党議員は気づいていないが、それには周知の事実が伴う。ロシアがウクライナで勝利すれば、中国も勝利するということだ。中国は軍事的・経済的・文化的に米国を追い抜くことを目指している。習氏がモスクワに赴いているのは、プーチン氏を支援することで自らの邪悪な構想を実現できるからだ。習氏がロシアのウクライナ征服を望むのは、中国が台湾を侵略しやすくなるためだ。また、習氏はロシアが欧州の他地域を脅かすことも望んでいる。米国の注意をアジアからそらせるからだ。