米スターバックスの最高経営責任者(CEO)に就任したばかりのラクスマン・ナラシムハン氏は、退任したハワード・シュルツ氏と定期的に連絡を取る予定だ。だが両氏とも、誰が責任者であるかは明確だと述べた。インタビューに応じたナラシムハン氏は「彼(シュルツ氏)が本当に助けになる部分はある。だが世の中には組織図が必要だ」と話す。「CEOは1人で、それは自分だ」20日付で正式にCEOの座に就いたナラシムハン氏は、この数カ月間、世界最大のコーヒーチェーンの運営を身をもって学んできたと話す。複数の店舗でバリスタとして働いたこともあったという。米飲料大手ペプシコで経営幹部を務めたこともあるナラシムハン氏が最初に注目した領域の一つが、スターバックスの広大なサプライチェーンだ。
スタバ新CEO始動、バリスタ資格も取得
シュルツ氏の後任ナラシムハン氏「自分は彼とは異なる能力を持っている」
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