【シカゴ】米スターバックスの最高経営責任者(CEO)に就任したばかりのラクスマン・ナラシムハン氏は、退任したハワード・シュルツ氏と定期的に連絡を取る予定だ。だが両氏とも、誰が責任者であるかは明確だと述べた。  インタビューに応じたナラシムハン氏は「彼(シュルツ氏)が本当に助けになる部分はある。だが世の中には組織図が必要だ」と話す。「CEOは1人で、それは自分だ」  20日付で正式にCEOの座に就いたナラシムハン氏は、この数カ月間、世界最大のコーヒーチェーンの運営を身をもって学んできたと話す。複数の店舗でバリスタとして働いたこともあったという。