米国民の過半数は、大学の学位がコストに見合わないと考えていることが、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)とシカゴ大学全国世論調査センター(NORC)が共同で実施した調査で明らかになった。アメリカンドリームの象徴だった大学の学位に懐疑的な見方が広がっているようだ。  調査では56%が4年制の学位の取得は無益な投資だと答え、学位に価値があると回答した42%を上回った。  年代別では、18歳から34歳が最も懐疑的な見方をしており、特に、実際に学位を取得した人々の間でそうした傾向が強かった。