ロシアはウクライナ東部の要衝バフムト攻略に向けた取り組みを強化している。  バフムトでは激しい攻防が続く。足元では、バフムトを防衛するウクライナ軍がロシア軍の猛攻で押し戻されている。英国防省によると、ウクライナ軍は依然として市の西側を支配しているものの、12日以降は特に激しい砲撃にさらされている。  ロシアによるバフムトの制圧範囲拡大について、国防省の指揮下にある正規軍と、民間軍事会社ワグネル・グループとの連携が改善していることが一つの要因と英国は分析する。ワグネルはロシアの刑務所で採用した囚人を戦場に送り込んでいる。