ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)のエバン・ゲルシコビッチ記者(31)が、先月ロシアでスパイ容疑で拘束されてから初めて家族に手紙を送った。それによると、同氏は希望を失っておらず、家族に会えることを心待ちにしていた。刑務所の食事について冗談も飛ばした。手紙は2ページにわたり、手書きで記されていた。日付は4月5日となっており、米ペンシルベニア州フィラデルフィアの家族は14日に受け取った。ゲルシコビッチ氏は「希望を失っていないと言いたい」とし、「読書をしたり、運動をしたりしている。執筆もしようとしている。ようやく何か良いものが書けそうだ」と書いていた。ゲルシコビッチ氏が家族と直接連絡を取るのは拘束後初めて。
拘束中のWSJ記者「希望失っていない」 両親に手紙
拘束後初めて家族と直接連絡
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