米ファストフード大手マクドナルドとフランチャイズ加盟店の間で緊張が高まっている。マクドナルドがフランチャイズ店に対する基準や規則の厳格化を進める中、米国内の店舗の大半を運営するレストランオーナー側の反発が強まっている。マクドナルドはここ数カ月、フランチャイズ店の運営をより厳しく審査する動きを見せている。これを受けて一部のフランチャイズ加盟店は、運営方法や事業の売却方法でより大きな決定権をレストランオーナーに付与する複数の法案を支持している。法案を巡り、マクドナルドと数十社のフランチャイズ運営者が反対する一方、レストランオーナーとフランチャイズ加盟店は支持を表明してきた。こうした中、アーカンソー州では14日、サラ・ハッカビー・サンダース州知事(共和党)が法案に署名。マクドナルドのフランチャイズ加盟店は、アリゾナ州でも同様の法案を支持している。