米フェイスブックを運営するメタ・プラットフォームズのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は20日、さらなる人員削減もあり得ると従業員らに伝えた。また、昨年後半に一連の人員削減に着手する前のように、急ピッチでの採用を進めることもないだろうと述べた。ザッカーバーグ氏はメタが19日に最新の人員削減を完了させたことを受け、従業員とオンライン形式での質疑応答を実施。その録音内容によると、同氏は今回の人員削減で技術部門を中心に約4000人が影響を受けたと述べた。メタは昨年11月以降、従業員の約4分の1に相当する2万1000人を削減する方針を示している。ザッカーバーグ氏は従業員に対し、空席となったポストは再び埋めるつもりだが、純増数に関しては今後、前年比で1~2%を超える伸びは期待しない方がいいと述べた。